人気ブログランキング | 話題のタグを見る

アジア人として豊かに生きる道を探す                 NPO法人
by asiacommons
カテゴリ
全体
AsiaCommonsとは
事業案内
募集案内
アジア図書館(豊島五丁目団地)
北京益仁平中心情報
出会い
韓国社会
お茶
演劇
東日本大震災
その他
韓国語があるちょっと幸せな暮らしの案内人
日韓みらい若者支援事業
活動報告(決算)
未分類
以前の記事
2024年 01月
2023年 12月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 04月
2021年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2019年 10月
2018年 07月
2018年 06月
2017年 07月
2017年 01月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 08月
2015年 12月
2015年 10月
2015年 01月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 05月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 05月
2012年 01月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
【参加者募集中】「ハングルカ..
at 2024-01-05 16:32
【受付中】Zoomちょっと楽..
at 2024-01-05 16:16
「記事<イルダ>を通して韓国..
at 2023-12-26 15:02
「記事<イルダ>を通して韓国..
at 2023-12-23 11:22
【1月14日質問公開】「日韓..
at 2022-12-26 14:01
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


シンポジウムのねらい

 このたび「日中市民交流対話プロジェクト」と題して、中国から市民活動の担い手5人を招いて講演・交流会を開くことになりました。中国では第一線で活動し、欧米や香港・台湾でも注目されていますが、残念ながら日本ではごく一部の紹介を除き、あまり知られていません。なぜ日本で特に知られていないのか・・・・そのことが今回彼らを招き、会を開いた直接の動機です。
 日本ではすでに数多くの「草の根」「民間」「市民」と銘打った日中関係の会が開かれていますが、その中には日本側こそ民間であっても中国側は「政府系NGO」など純粋に民間と言いがたい団体を招いたもの、さらには日本側が民間で中国側は政府というケースも少なくありません。日本では中国における「政府系」と「民間・市民」との差が十分に認識されておらず、そのことが民間の担い手を紹介する上で壁になっていますし、四川地震、あるいは東日本大地震などでどうしても民間の交流が活発にならない一因になっていると思います。
 
 今、中国では市民社会(公民社会)という、政府とは明らかに一線を画した社会が台頭しつつあり、頻発するデモ・スト・暴動やインターネットによる政府批判などに見られるように、このことの中国社会に対する影響も年々増しています。市民社会というのは、必ずしも政府と対立するわけではなく、ただし貧富格差や政府不祥事があれば政府批判に向かいます。いわゆる反体制的な活動以上に大勢の庶民の支持を得やすい性質を持ちます。年々デモなど市民活動が活発になっていること、後追いするように政府の規制が厳しくなっていることからしても、市民社会化は今後の中国の動向を左右する大きな潮流です。
 
 このような中で、いまだ政府を中心とした交流だけでは、中国の大きなうねりから外れてしまうことになりかねませんし、市民社会の担い手たちも日本と接する機会が少なく、日本に対する誤解を招き、反日の動きをもたらすことにもなります。そこで今回はまず5人を招き、純粋な草の根交流がどのようなものなのか、その形を模索してみたいと思いました。純粋な市民活動に重きを置いた交流としては新しい試みと言え、昔から「民間の交流が大切」などとよく言われますが、それを実際にやってみようという趣旨です。
 
 今回の試みは今年が第一回目です。手探りなので、テーマは絞らず、差別・HIV・ボランティア・環境・農村など、今の中国で話題になるテーマで招へいしました。今回の反省を活かし、今後のありかたを考えていきたいです。中国が真の民主化を実現するには途方もない時間がかかりそうで、これはそのうちのわずかな一歩でしかありませんが、着実に一歩一歩歩んで後世にもつなげていけたらと思います。目的は講演よりも交流にあるので、この機会を利用して中国の民間の活動家と交流をしてくださることを願っております。  

                     NPO法人AsiaCommons亜洲市民之道                               
by asiacommons | 2012-08-07 20:48 | 募集案内
<< 出演者プロフィール―日中市民... <参加者募集中>シンポジウム >>